札内方面のフィールドワークで現地を目で見て感じました

8月4日(金)みんなで学ぼう!町民カレッジ「歴史から学ぶ『ふるさと』幕別」第6回が終了しました。

8月の2回は史跡の現地を巡るフィールドワークを行います。

フィールドワーク1回目は札内方面の石碑を中心にバスで見学しました。
現地ではまくべつ郷土史研究会副課長の二ツ山智さんに
案内をしていただきました。

朝から30度を超える気温の中だったので
バス車内での解説も取り入れながら
熱中症対策も行いながら見学しました。

まずはどさんこ甚句・どさんこ舟唄の創作者である
九本栄一さん宅の庭に立つ歌碑を車窓から眺め
依田近隣センターに向かいました。
近隣センターの坂を少し上ると
依田勉三から農地を無償で提供された小作人たちが
依田家の徳を慕って名付けた「徳源地」があります。
その付近にある「依田開拓百年記念の碑」「依田勉三翁頌徳碑」
「徳源地碑」「途別水田の碑」を二ツ山さんの解説を聞きながら
じっくりと眺めていきました。

暑い中でも木々の日陰は涼しく過ごしやすく感じました。

その後はふるさと館に「決まり小屋」を寄贈された
故稲葉純之助さん宅を車窓から見ながら
依田公園に向かいました。

アーチェリー場の北側にある若山牧水の歌碑
十勝俳句村にある佐藤春夫句碑、中島國男像を順に見学し
その後はふるさと館を約1時間見学しました。

ふるさと館では郷土文化研究員の菅野優さんに
展示資料の解説をしていただきました。
穴埋めをしながら学習できる「展示物見学ノート」も活用し
より興味を持ちながら見学できました。

教室で講義を聴くのももちろん重要ですが
「実際に現地を見学し目で見たことは忘れにくい」と
フィールドワークの必要性について
二ツ山さんからもお話がありました。

史跡をすべて見学できたわけではありませんが
今回のフィールドワークで見聞きしたことは
受講者の皆様にも強く印象に残ったようです。

次回は、8月18日(金)引き続き二ツ山さんの解説で
幕別本町地区のフィールドワークを行います。
(すでに申込みは締め切っております)

フィールドワークの回を除き、まだ講座にご参加いただけます。
気になる回だけでも参加できますので
お申込み、お問い合わせは百年記念ホールまでどうぞ!
TEL 0155-56-8600