歌舞伎の始まりは、400年以上も前の慶長八年(1603年)に京都の四条河原で出雲の阿国によって評判を呼んだ「かぶき踊り」といわれています。歌舞伎は「傾く(かぶく)」という動詞からできた言葉です。時代の最先端を行くことを意味する、その時々の一番の話題を採り入れ舞台にかけていました。歌舞伎は文字通り「歌」(音楽)、「舞」(舞踊)、「伎」(演技)から成り立っており、特に「歌」(音楽)の歌舞伎全体に占める割合は、非常に大きく、日本独特のミュージカルとも言えるものです。
第1部では、歌舞伎をとりまく世界と題して、歌舞伎についての基礎知識と立廻りの技などを体験させながら実演をとおしてご案内いたします。第2部では、歌舞伎舞踊「連獅子」の一部を披露したいと考えております。
<プログラム>概要予定
第一部 歌舞伎をとりまく世界( 約50分 )
歌舞伎ってどんな芸能か?その特徴や歌舞伎の所作や様式美をその用法や意味など実演と体験を交えて紹介します。
実 演:若月仙之助 花柳吉千凰 花園世紫弥
進行解説:壱岐達朗
※出演者は変更になる場合がございます
〇口上と立ち廻りの妙
○歌舞伎レクチャー
*歌舞伎の成り立ち・所作について解説
*歌舞伎の音楽について
○歌舞伎の所作体験
〇歌舞伎の化粧(映像/お侍のできるまで)
休 憩 ( 約15分 )
第二部 歌舞伎舞踊『連獅子』( 約20分 )
〇 演目解説:舞台背景・見所など
立方:若月仙之助 花柳吉千凰 後見:花園世紫弥
※出演者が変更になる場合がございます
歌舞伎舞踊『連獅子』
能の『石橋』[しゃっきょう]を歌舞伎舞踊化した連獅子には、親獅子・仔獅子が登場し、前半では親が仔に試練を与えるため、谷底へ蹴落とすシーンが登場します。仔獅子はすがりついて甘えてきます。それでも親獅子はそんな仔獅子を、あえて冷たく突き落とすのですが、いつまでも這い上がってこない仔獅子が心配になり「登り得ざるは臆せしか」といって、不安に駆られてしまいます。落ち込む親獅子は、やがて、川面に映る仔獅子の姿を見つけ、驚きから再会の感動を表現します。後半は、獅子の精となった、親獅子は白の獅子頭、仔獅子は赤の獅子頭で、豪快な毛振りへと移り、最後は正面に向き「獅子の座こそ直りけれ」と、堂々とした姿できまって幕切れとなります。今回は、後半の豪快な獅子の舞をご覧いただきます。華やかで、歌舞伎初心者にも楽しめる演目となっています。
今回は、後半の豪快な獅子の舞をご覧いただきます。華やかで、低学年の子どもたちにも楽しめる演目となっています。
【日 程】 |
2021年 10月 11日 月曜日 |
【時 間】 |
開場時間 18時00分 開演時間 19時00分 |
【会 場】 | 幕別町百年記念ホール 大ホール |
【料 金】 | 全席指定 前売 一般 3,500円、高校生以下 2,000円 (税込) 当日 一般のみ 4,000円 (税込) |
【主 催】 |
NPO法人まくべつ町民芸術劇場 |
【企画製作】 |
NPO法人舞台芸術21ネットワーク |
<チケット>
2021年7月30日(金)10:00~ 下記プレイガイドにて発売
幕別町百年記念ホール 0155-56-8600 |
幕別町役場住民係 0155-54-6602 |
札内支所0155-56-2111 |
忠類総合支所内生涯学習係01558-8-2201 |
音更町文化センター 0155-31-5215 |
チケットらいぶ(帯広市民文化ホール)
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勝毎サロン(藤丸7F)
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〇チケット宅配サービス(代引き発送)に関するご案内
受付期間:7月31日(土)9:00~10月1日(金)20:00まで
申込先 | 幕別町百年記念ホール 事務局 |
電話 | 0155-56-8600 |
FAX | 0155-56-8602 |
info@m100.jp |
●FAXまたはメールによるお申込みは、代引き発送サービスの申込みであることを件名に表記し、【公演名】とお申込者様の【氏名(フリガナ)】、【郵便番号】、【住所】、【電話番号】、【購入枚数】をご記入のうえ、お申込みください。記入漏れがあるときは、チケットを発送できない場合がございます。
【 注意事項 】
1.ご購入後のキャンセルや座席の変更(指定席の場合)は承っておりません。
2.チケット金額の他に、代引き手数料600円をご負担いただきます。
3.お電話によるお申込みは、毎週火曜日(火曜祝日の際は翌日)と年末年始(12月29日~1月3日まで)の期間は受け付けておりません。