障がい福祉サービス事業所ちあファクトリーを見学しました!

7月1日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」第5回目が行われました。

前回はナルセ養蜂場の成瀬潤姫さんにお越しいただき
「ミツバチとエコロジー~環境保全とSDGs~」というテーマでお話を聴き
後半はみつろうエコラップを楽しく作りました。

今回はまたまた百年記念ホールを飛び出して
帯広市内にある障がい福祉サービス事業所ちあファクトリーに行き
事業所の概要説明を聴き、作業の様子を見学しました。

現地に到着するとまずはカフェスペースに集合し
代表の小関さんと主任の今本さんから事業所の概要を説明していただきました。
実はちょうどお昼ご飯の準備中でハンバーグのいい匂いが立ち込める中
空腹をこらえながらお話を伺いました。

ちあファクトリーでは古着・雑貨等を回収して
分別・梱包してアジアを中心とした海外に輸出したり
ウエスを製造して販売したり地域で困っている方に低料金で提供したり
というリユースに関する事業を行っています。
その内容はもちろんのこと、障がい福祉サービス事業所として
就労継続支援B型や就労移行支援を行っており
リユースに関する作業もほとんど利用者さんが担っているそうです。

説明を聞いた後は3班に分かれて施設内を見学しました。
回収した古着の仕分けやウエス用のカット
食器の洗浄・消毒など、実際に作業している様子も見せていただきました。
スタッフの方だけでなく利用者さんにも説明していただき
雑貨では「これほしい!」と思ってしまうほどきれいな品物もありました。

見学後は再度カフェスペースに戻り小関さんと今本さんに
受講者の皆さんからの質問にお答えいただきました。
古着・雑貨の回収、リユースに関してだけでなく
障がい福祉サービスについても質問が出て
ちあファクトリーの事業をより多くの方に知ってもらえるような
アイディアも多く出され、小関さんも驚かれていました。

ちあファクトリーを後にして向かったのは
第2回目で講師に来てくださった伊藤さんが社長を務める
ナチュラル・ココのミント店です。

講座内で紹介された以外のフェアトレード・有機商品を見て
実際に購入する方もいらっしゃいました。

今回はSDGsについて触れながら説明していただくのではなく
受講者の皆さんがその説明や活動を聴いて
達成に貢献しているゴールを探すというスタイルで行い
より深くSDGsについて考える時間になったようです。

見学対応をしてくださったちあファクトリーの皆様
ありがとうございました。

次回は、7月22日(金)10時から、WEWとかち代表の若菜順さんと
みんなで食べようおうちごはん代表の千葉智子さんにお越しいただき
「子どもたちとSDGs」について幕別清陵高校生と一緒に学びます。

受講人数にはまだ少しだけ空きがありますので
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
TEL 0155-56-8600