終活カフェで笑い合いながら終活を考えました。

8月20日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」8回目の講座が行われました。

今回は、一般社団法人とかちシニアサポート協会から4名お越しいただき
「終活カフェ~『もしバナゲーム』をやってみよう~」と題して
楽しみながら終活を考える講演とワークショップを行っていただきました。

まずは代表の細川善正さんから協会の概要として
協会で行っている様々な活動を紹介していただきました。

本題に入り、最初は竹田美智子さんの講演を聴きました。
健康寿命とは元気に自立して生活できる期間であり
誰かの手を借りながら生活しなければならなくなる前に
できることをやっておきましょう、という提案から
お話しが始まりました。

その第一段階としてこの先の人生における一番の困り事はなにか
一人ひとりで考えたあとに発表し合い
人それぞれ違う悩みに耳を傾け合いました。

皆さんの悩みをもとに、片づけや葬儀など
家族や周りの人たちにやってもらうことについては
エンディングノートが役立つと教わりました。
特に葬儀では親戚一同が集合し揉めがちなので
「故人の遺志」が記されたエンディングノートは
残された家族や知人を守るものにもなるとのことです。

次に最近始める方も多い墓じまいについて
情報提供とともに解説していただきました。
「合同塚」と「合同墓」の違いや樹木葬の紹介
幕別町や帯広市の現状についても
講師の方々だけでなく受講者同士でも
笑いを交えながら情報を共有できました。

「人生の棚卸をして残りの人生を楽しみましょう」
という竹田さんの言葉で前半を終えました。

休憩をはさみ、後半は喜多早苗さんのワークショップです。
脳トレを兼ねた体操でリフレッシュしてから再開しました。

協会の皆さんも1人ずつ入ってグループに分かれ
「もしバナゲーム」を体験しました。
死の間際に大事なことと言われている内容が書かれたカードを
カードの入れ替えをしながら最終的に自分が大事だと思うものを
5枚手札として残していくルールで行いました。
さらにその中から3枚を厳選し、グループ内で理由とともに発表し合い
このゲームでもお互いの考えの違いを知ることができました。
各グループ1人ずつ感想を発表して講座が終了しました。

終始和やかな雰囲気で、笑いが絶えず充実した様子が印象的でした。
講師の竹田さんと喜多さん、代表の細川さん、サポートのとみやまさん
受講した皆さん本当にありがとうございました。

次回は来週8月27日(金)帯広美術館で解説を聞きながら
特別展とコレクションギャラリーを見学します。

途中参加も大歓迎です。
気になる回だけの参加もOKです。
お申込みは百年記念ホールまでどうぞ!

参考URL
一般社団法人とかちシニアサポート協会のFacebook