3月16日(日)に生涯学習講座「おさんぽ観察会」を行いました。
講師は、わっか自然の会の皆さんです。
幅広い年代の方にご参加いただき、スマイルパーク周辺を散策しながら
身近にある小さな春を探しました!
2月上旬の大雪により、スマイルパーク周辺は雪が多く
地面の見えるところがほとんどありませんでしたが
わっか自然の会の皆さんの解説により、
ヤチダモ(雌)の枝に残っている種(翼のようなかたち)や
ヒツジの顔に見えるオニグルミの葉痕など
この時期ならではの樹木の様子を観察しました。
また、冬の間は集団で行動することが多い「カラ類」
(シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ)や
シマエナガなど、いろいろな小鳥を見つけることができました。
スマイルパーク内を流れている千住川の一部箇所では、
水が湧いているため一年中凍ることはありません。
このエリアに集まっているマガモの集団や、上空で羽を休める
大きなアオサギなども観察することができました。
観察しているときに「ピーツピ!」と鳴いていたシジュウカラ。
あれはシジュウカラ語で「警戒しろ」ということばだそうです。
小鳥の言葉が分かると野鳥観察がもっと楽しくなりそうですね!
当日は気温が低く、曇りがちなお天気ではありましたが、
のんびりとリラックスした雰囲気のおさんぽ観察会でした。
自然相手に行う観察会、必ずしも見たいものが見られることばかりでは
ありません。それでもこの日は1時間余りの散策で12種類以上の
小鳥の姿を観られたので、なかなかの鳥運に恵まれていたのでは
ないでしょうか♪
※一部は事前下見の際に撮影した写真です
改めまして今回の講座にご参加くださった皆さん、
わっか自然の会の皆さん、どうもありがとうございました。
百年記念ホールでは今後もいろいろな講座を予定しています。
ぜひ百年記念ホールのWEBサイトやSNSなどで最新情報や
気になる講座などをチェックしてみてください!