10月29日(土)「棒針で編むちあぱい講習会」が
昨年度のかぎ針編に続いて開催されました。
当初予定していた9月からの延期開催です。
この講座では「ちあぱい」という乳房を切除された方のための
手編みの乳房補正パッドを棒針で編んでいきます。
講師は「Opal毛糸で編み物講習会」でも講師を務めていただいている
町内の編み物教室いとつむぎの井川雅子さんです。
共催の「とかち女性がん患者の集い プレシャス」から
代表・鈴木千鶴さんにアシスタントとしてお越しいただきました。
最初に鈴木さんから「ちあぱい」や乳がん患者の困りごとについて
当事者目線でお話しいただき、プレシャスの活動をご紹介いただきました。
その後、井川さんが編み図をもとに手元をスクリーンに映しながら
編みはじめの部分から実演と説明をしていただきました。
皆さん編み物経験者だということでスムーズに編み進んでいき
わからない部分を井川さんと鈴木さんに質問しながら
和やかな雰囲気の中でちあぱい編みに取り組みました。
あっという間に3時間が過ぎていきましたが
皆さんの慣れた手さばきのおかげで時間内に完成のめどが立ちました。
今回、遠くは芽室から参加された方がいて
これからグループで編んでみたいと話されていました。
他にも自分の好きな編み物を通して
社会の役に立ちたいという方が多くいらっしゃいました。
これを機会にちあぱいを編んでみたり
乳がん検診の受診を自分だけでなく周りの方にも勧め
みんなで理解を深めていただけると幸いです。
参加していただいた皆様、講師の井川さん
とかち女性がん患者の集いプレシャスの鈴木さん
ありがとうございました。
参考URL
編み物教室いとつむぎのInstagram
「手作り帽子、パッド作り」(とかち女性がん患者の集い プレシャスHP)
とかち女性がん患者の集い プレシャスのFacebook