11月26日（水）生涯学習講座「冬に飾るアップサイクルカード作り」を開講しました。
講師は、野菜を中心とした「アップサイクル」（＝本来廃棄されるはずだったものを
再生して価値を高めること）をモットーに活動されている
やさいくるの三ツ山朋美さんです。

三ツ山さんには6月に小学生対象の講座で指導をお願いしていましたが
今回は大人向けに紙すき体験を指導していただきました。

まずは材料について説明を受けました。
学習塾から出た古紙を破ってミキサーにかけ液体状にします。
そこに人参の葉っぱと和製ホップとも呼ばれる
カラハナソウ（幕別で採取されたもの）を混ぜて準備完了です。

受講者の皆さんにも紙を破ったり野菜を混ぜる作業を
体験していただき、準備の大変さを感じていただけました。

その後はいよいよ紙すき体験です。
はがきサイズの木枠を原料が入ったたらいに静かに沈め
ゆっくりと持ち上げて水を切ります。
ある程度水が切れたらテーブルの上に置き
タオルをかぶせて押さえしっかりと水分を抜きます。
水分が抜けたらアイロンをかけて仕上げです。

失敗したら何度でもやり直せることや
テーブルに伏せて置く際
ゆっくり置いてもカードが落ちてこないことに
感嘆する声が上がり教室内が笑いに包まれました。

三ツ山さんが用意してくれたクリスマスやお正月に向けた
カードのデザインを参考にしつつ
皆さんそれぞれに乾燥したカードに
スタンプを押したり金色の箔で飾り付けをして
オリジナルのカードが完成しました！

葉っぱやカラハナソウの混じり具合や
クリスマスツリーなどのデザインにも個性があり
受講者の皆さんも互いに作品を褒めあっていました。

＜皆さんの作品＞

当初2回開講予定でしたが都合により1日のみの開講となりました。
受講者の皆さんからはまたやってみたいという声が
多数寄せられたことも踏まえ
今後も紙すき体験ができる機会を設けていきたいと考えています。

受講者の皆さん、三ツ山さんありがとうございました。

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