8月26日(木)18:30より
生涯学習講演会『忠類ナウマン象の今とこれから』が開催されました。
講師を務めてくださったのは忠類ナウマン象記念館 館長の添田雄二さん。
添田館長さんは2021年に幕別町教育委員会に学芸員として着任されて以来
管内外の機関・団体と連携協力してさまざまな取り組みを積極的に進めて
こられました。
昨年度は帯広畜産大学と協働してヒグマの毛皮・骨格標本を作製。
また忠類小・中学校や札幌市円山動物園などと協力して忠類ナウマン象を
モデルとしたオリジナルのぬいぐるみ「るい」が誕生しました!
講義では現在進行中のプロジェクトについてもお話いただきました。
10月に忠類ナウマン象記念館で開催される「第2回全国ナウマンゾウサミット」
についての紹介もありました。サミットに向けて、ユニークな取り組み
が進んでいるとのこと。今後の動向から目が離せませんね。
ちなみに、忠類地域で誕生したオリジナルのぬいぐるみ「るい」は
現在「氷河期展~人類が見た4万年前の世界~」が開催されている東京都
国立科学博物館でも取扱いされています(ただいま欠品中につき入荷待ち)。
もちろん会場では忠類ナウマン象をもとにした骨格標本(レプリカ)が展示
されます。
ご存じの通り、国立科学博物館には海外からのお客さんも非常に多い場所。
幕別で生まれた「るい」が世界各地に旅立っていくのはすごいことですね!
「第2回全国ナウマンゾウサミット」は、10月18日(土)開催。翌日開催される
忠類どんとこいむら祭りとの相乗効果で、一大イベントとなりそうです。
今後、幕別町のホームページや忠類ナウマン象記念館のXでも発信されますので
詳しい情報を楽しみに待ちたいところです。
改めましてご来場いただいたみなさま、添田館長、ありがとうございました。