3月6日(木)幕別町図書館との共催で行われた生涯学習講座
「自由な感性で詠う短歌入門講座」全日程が終了しました。
この講座は11月28日(木)から全8回の日程で開講し
十勝で農業を営みながら、文芸活動を行う歌人の時田則雄さんを講師に迎え
短歌を初歩から学びました。
毎回、前半は秀歌鑑賞の時間で、時田先生が選んだ地元ゆかりの歌人などの歌を
鑑賞のポイントを添えて数首ずつ紹介していただきました。
時田先生の歌はもちろん、石川啄木、斎藤茂吉、中城ふみ子、野原水嶺、俵万智など
明治から現代まで新旧織り交ぜながらさまざまな歌の魅力を
解説していただきました。
後半は受講者の皆さんが詠んだ歌を無記名で一覧にし
1人ずつ読み上げながら評や添削を行う
歌会形式で鑑賞し合いました。
助詞などの言葉の使い方や表現の仕方
より読者に感動をもたらす作歌のコツについて
1首1首丁寧にご指導いただきました。
回を追うごとに皆さんの作歌が上達していき
添削の必要がない歌が増えていきました。
時間に余裕ができるため、提出する歌の数も
2首ずつから3首ずつに増やして歌会を楽しみました。
受講者の方からは今年の10月に発行される予定の
『町民文芸まくべつ』に作品応募もありました。
発行後にはぜひ受講者の皆様の作品をご覧ください。
時田先生の講話を通して短歌の魅力を感じた方が多くいらっしゃり
講座終了後も歌会を継続されることになったそうです。
ご興味のある方は幕別町百年記念ホールまでお問い合わせください。
受講していただいた皆さん、講師の時田先生ありがとうございました。
○参考リンク
幕別町図書館HP内『町民文芸まくべつ』のページ
https://mcl.makubetsu.jp/index.php/bungeishi