2月11日(火・祝)15時から、幕別町百年記念ホールの大ホールで
令和6年度幕別町文化講演会を開催しました。
今年度は、NPO法人まくべつ町民芸術劇場と幕別町教育委員会が主催し
BOOK MEETS NEXT(事務局:JPIC(一般財団法人出版文化産業振興財団))が共催しました。
この講演会は、JPICが企画した『はたちの20冊』出張授業として行われ
「きっと読むことが楽しくなる 矢部太郎さん的読書のすすめ」というテーマで
芸人・漫画家の矢部太郎さんからご講演いただきました。
『はたちの20冊』は、10代や20代の若い世代にもっと本を読んでほしい、
書店に足を運んでもらいたいという願いを込めて、JPICが企画した冊子です。
令和7年幕別町はたちのつどいと今回の講演会で配布しました。
矢部さんは2025年版の選書と表紙のイラストを担当されました。
当日は、幅広い世代の方々が来場し、その中で22歳以下の方々を対象とした
特別優待には、50名の方が参加されました。
矢部さんは、ご自身の本棚の紹介や、絵本・紙芝居作家である父親とのエピソード、
校正や校閲といった出版業の仕組みなどについて話しながら、
自身と本との関わりについて講演されました。
また、本を読むのが苦手な方には、漫画などの簡単な本から読書を始め、
「筋トレ」のように少しずつ読書を習慣にしていくことを勧めました。
さらに、人生の一冊としてサン=デグジュペリの『星の王子さま』を挙げ
他人の価値観を想像する力を養い、優しさを育むことが読書の大きなメリットだとお話されました。
代表作『大家さんと僕』の中から、大家さんとのエピソードを紹介し
「矢部さんはいいわね、まだまだ何度でも転べて」と言われたことを語り
何度でも失敗して成長していってほしいと、特に若い世代に向けてエールを送られました。
講演会の様子はこちらをどうぞ!
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会場の外、ホワイエでは最新作『矢部太郎の光る君絵』をはじめとする矢部さんの著作を販売し
購入された先着50名の方にはサイン会も実施しました。
お一人ずつ丁寧にサインを書いていただき、参加された方も大いに喜んでいました。
ご登壇いただいた矢部太郎さん、ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に
この場をお借りして御礼申し上げます。
矢部太郎さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/ttttarouuuu
矢部太郎さんのX(旧Twitter)
https://x.com/tarouyabe
令和6年度幕別町文化講演会については
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