10月12日(土)生涯学習講座みんなで学ぼう!町民カレッジ『はたらく・しごと』第1弾
「翻訳を通して見えるフランスの暮らし」全日程が終了しました。
この講座は8月24日(土)から全3回の日程で開講し
フランス文学の翻訳を多く手掛ける翻訳家、高橋啓さんを講師に迎え
五輪開催で盛り上がったフランスの現在の生活や文化について学びました。
2回目と3回目は「若手作家の作品を通じて見る現代のフランス」と題し
高橋先生が現在翻訳中の作品を一部取り上げながら解説していただきました。
9月28日の2回目にはトリスタン・ガルシアの 7 に登場する場所を取り上げ
フランス国内の地域性、文化の捉え方について講義を受け
10月12日の3回目にはローラン・ビネの Perspective(s) を題材として
フランスとイタリアの歴史的関係、日仏の出版文化の違いについて
ビネとの交流エピソードを交えながら解説を受けました。
複数の翻訳作業を抱え、11月には東京での講演も控えるお忙しい中
高橋先生には貴重なお話をお聞かせいただき、フランスという国について
そして翻訳家という職業について関心を深めることができました。
受講していただいた皆さん、講師の高橋先生ありがとうございました。