お祝いシーズンに向けて大人気筆ペン講座開講!

1月26日(木)「基礎からの生活実用筆ペン」が開講しました。

この講座ではお祝いを送ることが増えてくるこれからの季節に向け
のし袋をはじめとした筆ペン習字を行います。
筆ペンの基礎から楷書や行書、芳名録やのし袋の書き方を6回にわたって練習し
5回目には写経体験も行う充実した内容を予定しています。
3年前に開催した際も非常に好評を博した講座です。

講師は幕別町内で成田書道教室を主宰する成田静香(せいこう)さんです。
公益財団法人日本習字教育財団の師範として生徒さんに指導されています。

1回目は、筆ペンの概要から説明していただきました。
毛筆タイプと硬筆(フェルト)タイプがあり
インクも染料タイプと顔料タイプがあります。
それぞれに使い道はあるのですが
今回のおすすめは毛筆タイプで極細のものです。
インクは水に強いかどうかや乾きやすさが異なるそうですが
先生が実際に使ってみて大きな違いを感じられなかったということで
お好きな物を選んでくださいとのことでした。
筆ペンは近年性能が上がってきているということで
成田先生も教室での名札書きや年賀状に取り入れて
とても使いやすくなっているとおっしゃっていました。

筆ペンについて知った後は持ち方から書き方まで教わりました。
筆ペンを優しく持ち、45°に傾いた米粒を意識して書き始めます。
基本の点画、永字八法などを筆圧に注意しながら練習しました。
練習用紙をなぞったり、ノートに書いたりと
何度も書いていくことで慣れていきます。

今回は筆ペンの運びを反復練習して時間となりましたが
きれいな点画を書くことができ、先生からも褒められることで
皆様とても楽しく充実した90分だったようです。
紙に向かう皆様の真剣な眼差しがとても印象的でした。

次回は来週2月2日です。
お手本を見ながら楷書の練習をしていきます。