3月12日(土)「ユルく楽しく新スポーツ体験会」3回目が
会場を札内スポーツセンターに移して行われました。
最終回となる今回は、当初予定の「クロスミントン」「ウォーキングサッカー」に加え
日程短縮で取りやめていた「コーンホール」と新たに「卓球バレー」にも挑戦しました。
講師は前回までに引き続き、今回の会場札内スポーツセンターの指定管理者でもある
NPO法人幕別札内スポーツクラブのスタッフの皆さんです。
最初にクラブマネージャーの小田さんから
「参加する皆さんの年代を考慮して競技を調整しました」というお話があり
もともとは3月5日に実施予定だった「コーンホール」から体験しました。
コーンホールとは、本来はトウモロコシの粒を入れた布製バッグを
8mほど離れた板に開けられた穴をめがけて投げるスポーツです。
アメリカでメジャーな競技で2チームに分かれて4つのバッグを投げ合います。
今回は初めてということで距離を縮めて体験しました。
次に、行ったのは「卓球バレー」で、バレーボール同様1チーム6人ずつ、計12人が
卓球台を囲んで椅子に座り30cm程度の木の板で鈴の入ったピンポン玉を打ち合うスポーツです。
ネットは卓球台から浮かして張られており、ボールはその下を通します。
卓球バレーは筋ジストロフィー症児のために養護学校で始まったパラスポーツでもあります。
3つ目の競技は「クロスミントン」というドイツ発祥のスポーツです。
バドミントンのものよりだいぶ重いシャトルのような形のスピーダーを
テニスのものより大きめのラケットで打ち合う競技です。
かなり早い打球が飛ぶことと、ネットを張らないことが特徴です。
最後に行ったのが「ウォーキングサッカー」でした。
普通のサッカーと同じくイギリス発祥のスポーツで
走行禁止、接触プレー禁止というルールがありサッカーよりも安全にプレーできます。
ただ、ボールを前に走らないというのが意外と難しいようでした。
小田さんからの配慮をよそに皆さんとてもパワフルにプレーされており
競技紹介だけのつもりだったクロスミントンも全員で体験できました。
その分運動量が多く、休憩のたびに水分補給を徹底しました。
どの競技も皆さんかなり楽しんでおり、各競技のおもしろさを知ってもらえたようです。
コロナ禍によるまん延防止等重点措置適用期間中ということもあり
申込人数は少なくなってしまいましたが
プレー中の皆さんの歓声やガッツポーズが強く印象に残る講座になりました。
受講していただいた皆様、指導していただいた幕別札内スポーツクラブスタッフの皆様
本当にありがとうございました。
今後も競い合うだけではなく「ともに楽しむ」スポーツに触れる機会を
検討してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。