3月28日(日)「木工教室で食器作り」最終回が行われました。
講師は「工房 十勝の木のうつわ」の佐々木允さんと
サポートの古川智美さんです。
最終回はいよいよ木のうつわ作りでした。
佐々木先生から制作工程の流れを聞いた後
「アズキナシ」「ヤナギ」「ハルニレ」の中から材料を選び
縁を6~7mm残しながら楕円形や正円形に墨付けをしていきました。
次に、ボール盤で粗削りをするため
使い方を改めて教わりました。
機械が1台しかなく、待ち時間を減らすため
先生がお持ちの電動ドリルでも粗削りができるよう
使い方やポイントを学びました。
何名かが粗削りを終えたところで
次の工程、叩きのみで削っていく作業を
教えていただきました。
のみを使う前に柄の金具カツラをしっかり嵌めてから
使うという道具の準備についても知ることができました。
初めてのみを使う方ばかりだったため
体の位置や構え方を先生が見て回りながら
アドバイスしてくださいました。
午後からは磨いていく作業です。
ディスクグラインダーという機械でうつわの中を細かく削っていきます。
集塵しながらでしたがかなりの木の粉が舞いました。
内側をほぼ削ったあと、外周をバンドソーで切り出し
ベルトサンダーや紙やすりで仕上げていきました。
機械が空くのを待つ時間もあり
また、講座の後に大ホールでの催しもあり
最終回は駆け足での作業となってしまい
申し訳ございませんでした。
休み時間を惜しむように作業をして
後ろ髪を引かれながら帰る皆さんの姿から
充実した様子が伝わってきました。
好評を受け、今後も木工教室を企画予定ですので
ぜひホームページやFacebookをチェックしてくださいね!
最後に、今回とても親切で丁寧な指導をしてくださった
工房 十勝の木のうつわの佐々木允さんと
サポートの古川智美さんに心から感謝いたします。