<手話講習会>場面に応じた対応を実践で学びました。

12月13日(金)「はじめての手話講習会」の全日程が終了しました。

今回も指文字の復習を一通り行い
病院や家電量販店、スーパー、飲食店などの一場面を
ろう者の方が来た場合を想定して
丸山先生のアドリブに対応しながら
実践的に対応の仕方を学びました。

これまで手話を学習された皆さんなので
ついついすべてを手話で表現したくなりますが
手話以外にも指文字や身振り、空書き、筆談・・・と
コミュニケーションを取る方法はたくさんあります。

1回目は緊張もあり皆さん苦労していましたが
2回目以降は電卓やメモも活用して
対応を工夫されていました。

現実には手話で話せる人は多くなく
ろう者の方もそう認識しているそうです。

もし挨拶や呼びかけで気づかない場合は
「耳が聞こえないのかな?」と推測して
肩をたたいて呼び掛けてみてほしい、と
丸山先生に教えていただきました。

他にも、会計の際にはレジの金額を指差したり
口を大きく開けながら話したり
手話がわからないときでも
伝える方法はたくさんあることを学べました。

3か月間で手話だけでなく
ろう者の方の生活や文化についても知り
今まで以上に手話に興味を持っていただけたのではないでしょうか。
ぜひ今回の知識を活用して
いろいろな方とコミュニケーションしてみてくださいね!