『馬橇の花嫁』上映会&トークショー
シャンシャンシャンシャン…馬橇が走り、鈴の音が響き渡る雪原。
馬と共に汗を流し農業に勤しんだ時代、結婚式は農閑期の冬に行われていた。
北海道・十勝に暮らす一家の長女”一子”が同じ集落に住む”豊”に惹かれ、結婚に至るまでの暮らしを、
農村の情景と織り交ぜ描写した『馬橇の花嫁』は、写真を一枚一枚繋ぐように精粋だ。
馬とどんころによる豆おとし、青年団の酒盛り、相撲大会や盆踊り…
昭和30年代前半の十勝の風景が繊細なモノクロ映像で甦る。
幕別町出身の逢坂監督は、この映画のために故郷・十勝へ住居を移し制作に臨んだ。
撮影は幕別町忠類・大樹町・帯広市などで行われ、多くの地元の人々がスタッフとして参加。
本作品は第6回海南島国際映画祭の金椰賞(短編部門)ほか、高雄映画祭、テヘラン国際短編映画祭、
札幌国際映画祭、山形国際ムービーフェスティバルのコンペティション部門に入選。
上映後は逢坂芳郎監督と蛭川徹氏(馬演出・ノースポールステイブル)による
アフタートークショー、DVD販売&サイン会を行います。
短編映画『馬橇の花嫁』(30分)上映会
日 時 令和7年3月2日(日) 10:30(開場 10:00)
場 所 忠類コミュニティセンター大ホール (幕別町忠類錦町439-1)
料 金 1,000円(前売・税込)(高校生以下鑑賞無料)
主 催 NPO法人まくべつ町民芸術劇場・ちゅうるい結の会
《アフタートークショー登壇者》
逢坂 芳郎 氏
映像作家。コロナ禍のカンボジアを舞台にした短編映画『リトルサーカス』は
上海国際映画祭金爵賞短編部門にノミネートされたほか、国内外20にのぼる映画祭で上映。
今後も土地の文化や歴史を見つめ直しながら、故郷での映画制作に取り組む準備を進めている。
蛭川 徹 氏(ノースポールステイブル)
今作に馬出演として関わり、自らも「モモ姫」らとともに映画出演。
・上映後、会場のみなさんで映画主題歌『ここに幸あり』(大津美子)を歌いましょう
・DVD販売(税込3,300円)、サイン会を行います
・年齢・性別・お住まいの地域に関係なくどなたでもご来場いただけます
・女性まつり午後の部(12:00~)については、別途ポスターをご覧ください
※前売チケットは1月下旬より下記にて取扱い
・幕別町百年記念ホール 3月1日(土)まで
・忠類総合支所生涯学習課 2月28日(金)まで
・大樹町観光協会 2月28日(金)まで
・道の駅コスモール大樹 3月1日(土)まで
映画上映会についてのお問合せ 幕別町百年記念ホール (0155)56-8600