親子で映画づくりワークショップを行いました

8月22日(金)夏休みチャレンジ講座の最終講座で
「映画づくりワークショップ」を開講しました。
この講座は北海道科学大学の出前授業として開催し
講師として北海道科学大学未来デザイン学部メディアデザイン学科の
倉本浩平教授にお越しいただきました。
(幕別町と北海道科学大学は平成25年から地域連携協定を結び
 多くの取り組みを行っています。)

まずは倉本先生から自己紹介と大学紹介をしていただき
その後、動画とはどのようなものかを学びました。
具体的には、自分の手がグーからチョキになるまでの途中の動きを
スマホで連続写真として撮影し、
それをカメラロールで続けて見ることで、
まるで動いているかのように見えるという体験をしました。
写真の枚数が多いほど動きが滑らかに見えること、
そして動画は1秒間におよそ30枚の静止画が
連続して表示されていることを知りました。

続いて、映画の歴史についても簡単に学びました。
エジソンが「キネトスコープ」を発明したのが1891年で、
その後、リュミエール兄弟が1895年に、それをスクリーンで
映せるよう改良した「シネマトグラフ」を発明したそうです。
映画が誕生してから、すでに120年以上が経っていることに驚きました。

映画について学んだあとは、実際に映画づくりに挑戦しました。
まずは「VN」という動画編集アプリの使い方を教わり
撮影した動画の編集方法や、文字・音楽の入れ方を学びました。

いよいよ動画撮影。
みんなで掛け声をかけてから、百年記念ホールの中だけでなく外にも出て
「自分だけの宝物」をテーマに撮影を行いました。
ぬいぐるみや本などのお気に入りのグッズを使ったり
保護者やスタッフにも協力してもらいながら、自由に撮影を楽しみました。

その後、教室に戻ってからは、アプリを使って編集作業に打ち込みました。
真剣な眼差しでスマホに向かい
約30秒ほどの作品を完成させました。

完成した作品は後日公開を予定しています。
準備が整い次第、ホームページ等でお知らせします。

当日は幕別清陵高等学校の地域連携マイプロジェクトとして
幕別町役場商工観光課で活動する2年生3人や
幕別町役場にインターンシップで訪れている
北海道科学大学建築学科の4年生2人も
オブザーバーやサポートとして参加してくれました。

また、NHK帯広放送局の方の取材もあり
夕方のニュースで取り上げてもらいました。

今回の講座に参加してくださった皆さん、
倉本教授をはじめとする北海道科学大学の皆様
協力していただいた関係者の皆様
ありがとうございました。

百年記念ホールではこのワークショップを機に
動画によるアーカイブを検討しています。
今後の取り組みにもぜひご注目ください。