おからを使ったかわいいクマフィンができました!

8月8日(月)今年の夏休みチャレンジ講座の
ラストとなる「おからマフィンづくり」が行われました。

講師は食の寺子屋 直歩塾代表の浦木明子先生です。

当日6人の小学生が参加予定でしたが、新型コロナの感染拡大の影響もあり
お2人の参加となりました。

まずは「おから」が豆腐を作る際に豆乳を搾った残りだということを
浦木先生から説明してもらいました。
その後、先生のお手本を見ながら早速おからマフィンづくりを始めました。
今回のマフィンは、焼きあがったマフィンにクマさんのように
飾り付けをすることから「クマフィン」と名付けられていました。
使用する材料はおからをはじめ手に入りやすいものばかり。
家に帰ってからもまた作ることができそうです!

材料を混ぜ合わせてマフィンカップに分けて移し
180℃に予熱したオーブンで焼き上げていきます。
子どもたちはオーブンの前で焼き上がる様子を見ながら
待ちきれない様子でした。

焼きあがったマフィンを冷ましておく間に
スライドを使って大豆に関してクイズを交えて学びました。
大豆からできる食品は豆腐やおからだけでなく
しょうゆ、みそ、大豆油、油揚げなどたくさんあります。
北海道が国内の30%近くの大豆を生産していて
その中でもここ十勝が一番の生産地です。
けれども大豆の自給率は6%とほとんどを輸入に頼っている状況です。

そして原料の大豆から豆腐となるのは重量ベースで6分の1程度。
つまりそれ以外が「おから」になっているのですが
食用に流通するのはその1%程度。
動物の飼料になったりもしますがかなりの量が産業廃棄物として
処分されているのが現状です。

栄養価も高く食物繊維も豊富なおからを
毎日の食卓に取り入れましょう、と浦木先生が締めくくり
勉強の時間が終了しました。

最後にクッキーやチョコペンを使ってマフィンを飾り付け
コロナ対策としてその場での試食は行わず
持ち帰るためにケーキ用の紙袋に入れて
おからマフィンづくりをすべて終了しました。

先生が作った見本のマフィンも含めて
7個も持ち帰ることができたので
ぜひ家族そろって大豆の話をしながら食べてくださいね!

参加してくれた皆様、講師の浦木先生ありがとうございました。

これで今年の夏休みチャレンジ講座もすべて終了です。
残念ながら新型コロナウイルスの感染が拡大していて
いろいろな面で影響が出てしまいました。

ぜひ皆様引き続き感染予防に努めて
元気にお過ごしください。