JICA帯広センターを見学しました!

6月10日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」第3回目が行われました。

前回はナチュラル・ココ株式会社代表取締役社長伊藤惠子さんに
食品添加物の危険性や自然食品の概要を教わり
エシカル消費(倫理的消費)について学びました。

今回は百年記念ホールを飛び出して
JICA北海道センター(帯広)に行き
施設の見学とゲームを通したSDGs学習を行いました。

センターに到着するとまずは2階のオリエンテーションルームで
JICAの概要や活動について野々垣さんからお話を聴きました。
JICAは開発途上国への資金・技術協力を行っており
帯広センターでは青年海外協力隊や農畜産業を中心とした
技術協力を担っているとのことでした。
各国から研修員の方が訪れ、センターに宿泊しながら
2週間~3か月にわたって様々な研修をされるそうです。

説明を聞いた後は2班に分かれてJICAの角田さんと
十勝インターナショナル協会の加藤さんに施設内を案内していただきました。
今年リニューアルされたばかりということで
玄関を入ってすぐの場所にあるギャラリーには
三方を大型のビジョンに囲まれたスペースがあり
世界各国の現地で撮影された映像を
大迫力で観ることができます。
ほかにも民族衣装コーナーや世界のお茶文化の展示
近年需要の高まるSDGsコーナーがあり
子どもから大人まで楽しめます。

図書資料室もリニューアルしたばかりで
JICAならではの蔵書や資料が多く
だれでも利用することができるのも魅力です。

今回は特別に宿泊室やリフレッシュルームも見せていただき
和室では着付け体験のほかイスラム教徒の方が
礼拝をする際に利用されることもあるそうです。

施設内を見学した後はオリエンテーションルームに戻り
THE SDGs アクションカードゲーム「X(クロス)」を体験しました。
このゲームはSDGsの目標に関連して一方を得ようとすると
他方を犠牲にしなければならないというジレンマの関係である
「トレードオフ」の解消を目指しアイデアを出し合うものです。

4人ずつのグループ内でいろいろなトレードオフの問題に対して
手持ちのリソースカードをヒントに解消方法を考えていくのですが
どのグループも興味深いアイデアが続出していて
皆さんアイデアづくりに慣れてきたようです。

スタッフの皆さんが趣向を凝らしてくださり
2時間があっという間で足りないくらいでした。
ぜひまたゆっくりと家族や友達を誘って訪れてみてはいかがでしょうか。

次回は、6月24日(金)10時から、ナルセ養蜂場の成瀬潤姫さんにお越しいただき
「ミツバチとエコロジー~環境保全とSDGs~」について学びます。
みつろうエコラップも作りますので作業しやすい服装でお越しください。

受講人数にはまだ少しだけ空きがありますので
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
TEL 0155-56-8600