自然食品とエシカル消費を学びました。

5月27日（金）「みんなで学ぼう！町民カレッジ」第2回目が行われました。

前回は「Get The Point」というゲームを通して
「SDGs（エスディージーズ）」の基本的な考え方である
「持続可能な社会とはどういうことか」について体感的に学びました。

前回に引き続き今回も幕別清陵高等学校1年生が参加し
大人の皆さんと一緒に学習しました。

今回は「環境にやさしいお買い物」というテーマで
ナチュラル・ココ株式会社代表取締役社長伊藤惠子さんに
食品添加物の危険性や自然食品の概要を教わりました。

日本では認可されている食品添加物が海外と比べても多く
自分たちの健康を守るためアレルゲンにもなる農薬の使用などを
自分自身でチェックしていく必要があるとのことです。
農薬を使用していなかったり安全な原材料を使ったり
認証を取るなどの手間がかかるため
自然食品は割高になってしまうことも解説していただきました。

SDGsとの関連でフェアトレードやエシカル消費（倫理的消費）についても
概要を紹介していただき前半の部は終了となりました。

後半は百年記念ホール職員からエシカル消費について
動画やスライドをもとに説明しました。
フェアトレードなどエシカル消費につながるテーマを
取り上げた映画の予告編を3本ご紹介し
エシカル消費をわかりやすく解説したアニメを
皆さんに見ていただきました。

その後スライド資料をもとに説明した
エシカル消費の3つのポイント
○人や社会への配慮
○地域への配慮
○環境への配慮
を踏まえて自分自身で「マイ・エシカル消費宣言」を考えました。
最後にそれを近くの人たちと共有しあい
講座を終了しました。

地産地消や食品ロス削減、マイバッグ使用をしたいという方が多く
フェアトレード商品を選びたいと宣言する方もいらっしゃいました。

また商品選びの参考となる認証マークについて
伊藤さんが実際にお店で扱っている商品をお持ちくださり
手に取ってみることでよりわかりやすかったようです。