町民カレッジ開講、高校生とSDGs学習ゲームで楽しみました!

5月13日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」が開講しました。
この町民カレッジでは毎年さまざまなテーマを約半年間で学んできましたが
10年目を迎えた今年は新聞やニュースでも耳にする機会の増えた
「SDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)」を学びます。

SDGsという言葉を聞いたことがあっても
詳しくはわからないという方も多いのではないでしょうか。
この講座では10月までの全12回でSDGsとは何なのか?というところから
私たち一人ひとりができることを見つけるところまで学習していく予定です。
講義を聴くだけでなく、施設見学に行ったり
ものづくりや調理実習をしたりと盛りだくさんのプログラムで
幕別清陵高校の1年生が参加する回もあります。

初回は、講座受講者21名と幕別清陵高校生9人の合計30人が参加し
SDGs学習ゲーム「Get The Point」ファシリテーターで
この講座の監修も務めてくださった十勝SDGs実践委員会主宰の
芳賀雅樹さん(愛称:はがちゃん)を講師に招き
「Get The Point」というゲーム体験をしました。
このゲームでは「持続可能な社会とはどういうことか」
「なぜ持続可能な社会を作る必要があるのか」という
SDGsの考え方を楽しく理解することができるそうです。

3~4人のグループに分かれて自己紹介をし合った後は
ゲームのルール説明を聞き早速ゲームを始めました。
鉄・レアメタル・化石燃料・木材・動物・植物の6種類の資源カードを使って
車・携帯電話・お寿司・シャツなどのアイテムを作成し
アイテムごとに設定されているポイント数を競うというルールです。

1周するごとに再生できる資源(木材・動物・植物)を回復することができ
資源がなくなり作れるアイテムがなくなった時点で終了なのですが
グループ内で個人対戦した1回目は8周程度で終了したグループがほとんどで
協力し合ってグループ対抗戦を行った2回目は全グループが
10周終えてもゲームを続けられるように変化しました。

このゲームを通して限りある資源を未来に残しながら活用することや
そのためにみんなで協力し合うことの大切さを知ることができました。

高校1年生から80代まで幅広い世代が参加していましたが
どのグループも和気あいあいとゲームを楽しむ様子が印象的でした。

最後に感想などを記入していただき
フードロス削減やマイボトル・マイ箸の使用などに
取り組んでいきたいという方が多くいらっしゃいました。

次回は、5月27日(金)午前10時から
ナチュラル・ココ株式会社代表取締役社長伊藤惠子さんにお越しいただき
「環境にやさしいお買い物」について学びます。

まだ始まったばかりですので
次回からのご参加も大歓迎です。
気になる回だけの参加もできます。
お申込み、お問い合わせは百年記念ホールまでどうぞ!