月や惑星、すばるを望遠鏡で観察しました☆★

11月12日(金)秋の星空観察会を開催しました。
昨年、今年と夏に星空観察会を行いましたが
あいにくの曇天で屋外での観察ができていませんでした。

今回は三度目の正直ということで
過去2回に引き続き帯広市児童会館天文指導員の
筧伸浩先生に講師としてお越しいただきました。

数日前から天気予報がコロコロ変わっていましたが
講座開始直前にかかっていた雲もスッキリと晴れて
絶好の観察日和となりました。

まずは室内で今日の星空の状況と
これから観察する月、木星、土星などを紹介してもらい
早速外に出て観察を始めました。
観察では児童会館の井上先生と大越先生にもお手伝いいただき
3台の望遠鏡と双眼鏡を交代で観察していきます。

まずは翌週に部分月食がある「月」を見てみました。
クレーターの凹凸や大きさなど観る望遠鏡によって様々でした。
その後、木星や土星も同じように観察しましたが
天候の状況で木星の縞模様ははっきりとは見えなかったようです。
観察して驚いたり先生方に質問をしたりしながら
あっという間に時間が過ぎていきました。

東の空には「すばる」があり肉眼では数えるほどしか見えないのが
双眼鏡でのぞいてみるとたくさんの星が集まっているのがわかります。
このように星が集まっているものを星団といいます。

ほかにもそろそろ見られなくなる夏の大三角やちょうど見られる秋の大四辺形
ぎょしゃ座、カシオペア座、北極星、はくちょう座のアルビレオなどを
筧先生の解説を受けながら見ることができました。

1時間弱の観察でしたが、11月の屋外はだいぶ冷えてきており
寒さに耐えかねて中に入る方もちらほら・・・
最後は室内に戻り、来週19日の部分月食について説明していただきました。
月食の仕組みをおさらいし、97%も月が欠ける19日は
月が明るく見えるということを教わり来週の月食も楽しみになりました。

過去2回まったく天体観察ができず肩を落として帰られた方も
今回ようやく星などを見られたことに感動されていました。
また、大越先生がセッティングしていたカメラに興味を持ち
帰ったら月を撮影してみます!と意気込む方もいらっしゃいました。

冬の星空観察を希望する声も寄せられましたので
また望遠鏡を覗ける機会を設けたいと考えております。
その際にはぜひまたお申込みくださいね!

参加してくれた皆様
講師の筧先生、帯広市児童会館の先生方
ありがとうございました。