7月30日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」7回目の講座が行われました。
今回は、京都きもの学院宮本教室代表で着付けサークル結びの代表でもある
宮本真由美さんを講師に招き「もっと知りたい着物の魅力」と題して
講義と着付けなどの実演を行っていただきました。
まずは教室で机に向かい、着物の知識を教わりました。
着物の原料でもある絹が最大輸入品目だった江戸時代
代金の支払いで金や銀が国外に流出してしまったため
幕府は各藩に養蚕を奨励したそうです。
その結果、全国各地で染物や織物が作られるようになったそうです。
他にも着物の礼装の種類や第一礼装に付く家紋について学び
『鬼滅の刃』の影響で着物に興味を持つ子どもたちも増えていることを知りました。
その後、会場を和室に移動し履物や座布団に関する作法を教わり
宮本さんがマネキンに浴衣を着つけていく様子を見ながら
女性の着物にだけ「身八ツ口」があることや
袋帯、名古屋帯という帯の種類、お太鼓柄や全通柄、六通柄という柄の種類
季節に合わせて仕立ての異なる着物や柄を選ぶことで四季を楽しめることなど
帯や着物の知識を教えていただきました。
次に男性の受講者の方をモデルに浴衣を着付けてもらい
女性と違い男性は簡単に浴衣を着られることを実演していただきました。
宮本さんは「着物で出かけると身も心も張りが出て
周りの人からも優しくしてもらえる」と着物のメリットを紹介し
「着物を着て悔やむことはないけれど、着ればよかったと後悔することはある」
「お風呂上りに浴衣でビールを楽しんでみてください」と
生活に着物を取り入れることを勧めてくださいました。
次回は、お盆明けの8月20日(金)にとかちシニアサポート協会の
竹田さんと喜多さんにお越しいただき、楽しく終活を考える「終活カフェ」を行います。
途中参加も大歓迎です。
気になる回だけの参加もOKです。
お申込みは百年記念ホールまでどうぞ!