大人のジャズ講座が開講しました!

1月28日(木)「大人のジャズ講座『源さんのジャズの缶詰』」が開講しました。
講師は帯広市内のJazz Spot B♭M7の代表、佐々木源市さんです。
当ホールで開校しているまくべつジュニア・ジャズスクールの講師でもあり
おびひろ市民ラジオFM-WINGの市民パーソナリティとしても知られ
「源さん」と多くの方に慕われています。

この講座ではジャズの生演奏を交えながら
ジャズの歴史やライブでの楽しみ方などを学んでいきます。
後半の日程では参加型の内容となっており
「皆さん積極的に声を出してください!」と
佐々木先生からも呼びかけがありました。

初回のテーマは「日本のジャズ」ということで
1945年の終戦という時期を目安として
戦後、米軍基地クラブから幕を開けた日本のジャズが
どのように浸透していったのか
「テレビ」と「レコード」という視点から
鍵となる出来事を踏まえて解説してもらいました。

まずはテレビの普及とジャズについてのお話があり
その後、生演奏を披露していただきました。
(今回のメンバー:ヴォーカル・モトコ、ピアノ・NANA、ベース・佐々木源市)

1969年、アポロ11号が月に着陸した映像が中継されたころ
アポロ計画のテーマソングとなっていた
“Fly Me to the Moon”
1930年代生まれのジャズメンの一人、江利チエミのデビュー曲で
ジャズを日本中に広めるきっかけとなった
「テネシーワルツ」
ジャズピアニスト中村八大作曲でスウィングの要素が入った
「上を向いて歩こう」
以上の3曲を聴き、上を向いて歩こうは
マスクをしながらちょっとだけ皆さんで合唱しました。

次に、レコードの価格の推移とジャズについて
帯広にあったジャズ喫茶などの懐かしい話題も取り入れ
説明していただきました。
当時を知る世代の方も多く、頷きながら源さんのお話を聞く方も
ちらほらいらっしゃいました。

 

皆さんからの質問を受けた後
まだ少し時間があったため
受講者の方からのご要望を受けて
さらに3曲演奏していただきました。

前日に掲載された新聞記事をご覧になった方から
直前のお申込みを頂き、30名の定員に達しました。
ありがとうございました。

次回は来週2月4日、テーマは「アメリカでのジャズ」です。

参考URL
Jazz Spot B♭M7のページ
おびひろ市民ラジオFM-WINGのページ
ラジオ番組「源さん、たなっしーの金曜ポコペン」のFacebookページ