刺しゅう入りマスク作りでアイヌの口承文化を知りました。

7月31日「アイヌ刺しゅう入りマスクを作ろう!」講座の追加分を行いました。

7月17日に予定していた講座の申し込みが定員を大きく超えたため
31日にも日程を追加して午前と午後の2講座開講しました。

引き続き講師は、マクンベツアイヌ文化伝承保存会の廣川和子さんと山下まり子さんです。

前回と同じく、刺しゅうする生地と刺しゅう糸を選ぶところから始めました。
マスクの型紙を取り、生地を裁断したあと、
選んだ図案を写し、刺しゅうを行いました。

刺しゅうを行う順番の質問が出た際に
洋裁の刺しゅうとは異なり
図案に番号を振ったりはしない、と
先生から教えてもらいました。

文字で書き残すのではなく
ことばで伝承するアイヌ文化を
象徴するお話でした。

刺しゅうができた後はミシンを使ってマスクを仕上げました。
前回同様に当初予定していた時間内では
完成できない方もいらっしゃったため
ある程度のめどが立つところまで
マスク作りをしていただいてから
持ち帰ってもらいました。

コロナ禍でマスクの需要も高まっていましたが
それよりもアイヌ刺しゅうへの関心が
皆さん非常に高かったようです。

もっとアイヌ文化に触れる機会を提供できるよう
検討してまいります。
ぜひ、広報や新聞、ホームページをご覧いただき
気になる企画へのご参加をお待ちしております!

ご参加いただいた皆様、講師の先生方
本当にありがとうございました。