アルジェリアとカミュ、そして「文学」

7月23日(月)「翻訳家が語るフランスのいま・むかし」講座第3回目が終了しました。

今回は「アルベール・カミュの話」をテーマに
高橋先生からお話しいただきました。

小説家アルベール・カミュが生まれたのは
第一次世界大戦勃発前年のアルジェリア。
当時はまだフランスの占領下にありました。

高橋先生は通訳として二度アルジェリアに渡っています。
最初に渡航する前には、カミュ本人が朗読した
『異邦人』のカセットを暗記するまで
繰り返し聞いたというエピソードを初めとして
アルジェリアの地理や生活をご紹介いただきました。

後半は、先生が帯広に戻って間もない頃
同人誌に発表したエッセイをもとに
西洋と日本の近代文学における大きな流れと
作品と作家の関係性についての所見を
『異邦人』を手がかりとしてご講話いただきました。

次回は来週7月30日(月)午後7時から
「ゴッホの話」と題してお話しいただきます。

あと数名まで受付可能です。
1回だけの参加もOKです。
お申込みは百年記念ホールまでどうぞ!

TEL 0155-56-8600