手話講習会開講!聞こえないことを理解して・・・

9月13日(金)「はじめての手話講習会」が開講しました。

講師は帯広ろう者協会副会長で、手話対策部の講師、丸山清美先生です。
丸山先生は生まれつき耳が聞こえないろう者の方です。
協会の講師として学校などさまざまな場所で
手話や聴覚障がいについて指導や講演をされています。

この講習会でも初回は、聴覚障がいや当事者を取り巻く環境について学びました。
口話や筆談など耳が聞こえない人とのコミュニケーションはいくつかありますが
この講習会の課題でもある手話についてお話を聞きました。
手話にも方言や年代による差があり
海外に行くとまた違う手話もあるそうです。
国内でもまだ統一されていない手話もあるとのことでした。

次に、「聞こえないとはどんなことか」を原因や種類など
いろいろな状況を踏まえて学びました。
聞こえない状況になる年齢によって
身に付ける文化(日本語の文化、手話の文化=ろう文化)が違い
日本語をもとにした筆談が困難なろう者もいることを知りました。

手話の違いやろう文化など、知らないことも多く
こうした背景を知ることで
より手話を学びやすくなったのではないでしょうか。

後半は、手話で会話する際に大切な
「イメージする」ということを
○や△、□などの図形から連想するものを
身振りで表現し合いました。

慣れるまでには少し時間もかかるでしょうが
丸山先生の明るい雰囲気で
これから最後まで楽しく学んでいきましょう。

次回は、来週9月20日(金)午後7時からです。

まだまだ始まったばかりですので
途中からでもご参加いただけます。
お申込みは百年記念ホールまでどうぞ!

TEL 0155-56-8600