8月9日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」の
第7回目の講座が行われました。
帯広畜産大学の島田謙一郎教授に
講師としてお越しいただき
「食品添加物とその安全性~食肉を中心に~」と題して
添加物や食品表示についてご講義いただきました。
まずはがんの原因となるものについて
思いつくものをみなさんに質問され
タバコやおこげ、食品添加物という回答が出ました。
一般消費者と食品安全の専門家を対象とした
アンケート調査結果から
食品添加物よりもタバコや加齢、飲酒が
がんの原因と回答する専門家が多いことがわかりました。
2011年に新しい「がんを防ぐための12か条」が公開され
「焦げた部分はさける」という項目が削除されたことを知りました。
その後、食品添加物を規制する食品衛生法が成立するまでの経緯や
食品添加物の定義、分類などを学んでいきました。
専門用語も登場しやや難しい箇所もありましたが
ガイドラインに基づいて安全性審査が行われていることや
食品添加物の各種類がどのような食品に用いられているか
という内容を教えていただきました。
食品添加物の使用基準は各国ごとに定められており
その量に差があるという点は
多くの方が気になったようです。
食品添加物は便利で役立つものである一方
許容量を超えると体に影響を及ぼすものもあるものであり
まずは食品添加物について知って
自分で判断することが大切、とお話しいただきました。
食品表示法により食品の表示において
添加物が分かれて記載されることになったことで
食品を購入する際に参考となりそうです。
次回は、8月23日(金)
幕別学校給食センターを見学し
その後幕別小学校の子どもたちと
実際に給食を食べます。