最後の作品、木のうつわ作りに取りかかりました

2月20日(日)「木工教室で食器作り」7回目が終了しました。

いよいよこの講座最後の作品となる木のうつわ作りに取りかかりました。
今回と最終回の2回で仕上げる予定です。

今回も工房十勝の木のうつわ佐々木允さんと古川智美さんに
指導していただきました。

さまざまな樹種(イチイ、アズキナシ、サクラ、ヤナギ、クルミ、クリなど)の材料の板に
楕円形や長方形の墨付けを行い、叩きのみで削る作業を楽にするため
凹みとなる部分をボール盤や電動ドリルで削り下穴を開けていきます。
先生の簡単なレクチャーのあと各自作業を進めました。

ここで改めてのみの扱い方について説明があり
刃の反対側に付いている金属の「かつら」の間から飛び出た木の柄の先端を
げんのうで叩いて押し広げていくことでかつらを固定するという下準備が必要と学びました。
こうすることでのみが長持ちするそうです。
また、のみを叩く際スナップを効かせてげんのうを振るため
刃の進む方向とほぼ垂直に座ると力が入りやすいそうです。

前回の小箱作りなど作品がまだ完成していない方も多く
機械を交代で使用しつつ、先生のアドバイスを受けながら
作業を進めていらっしゃいました。

のみを叩く音が響く中、講座終了の時間が来てしまい
皆さんで後片付けを行い解散しました。

3月10日(木)から行われる生涯学習講座受講生作品展に
木工教室受講者数名の皆さんの作品も出展していただけることになりました。
ぜひ作品展にお越しいただき、皆さんの力作をご覧ください。

次回は最終回で日程が【3月20日】に変更となっていますのでご注意ください。
十勝もなかなか感染拡大に歯止めがかからない状況ですので、感染対策に努めてお過ごしください。