新春の俳句を詠みました!

1月8日土曜日「俳句を作ろう!」4回目の講座が行われました。

講師は、日本伝統俳句協会北海道支部長の安田 豆作さんです。

今回は高浜虚子の俳句の紹介をしていただきました。

高浜虚子(たかはしきょし)は、本名は「清(きよし)」、明治中期から、大正、昭和30年代まで活躍した俳人です。

去年今年 貫く棒の 如きもの

「去年今年」とは、大みそかを境に年が入れ替わり、夜が明けると昨日は去年となり、今朝は今年と呼ばれるようになっていく、という現代語訳の季語です。人は、どこかで時の流れに区切りをつけます。でも、本来、時というものは過去・現在・未来を貫いて一本の棒のように連続しているものです。そんな時の流れの中で一本の芯のように曲がらない自身の信念があることを詠んだ句だといわれます。

座学のあとは、40分ほど野外に出てそれぞれ俳句を3句作りました。

講座室に戻り、14時から句会を始めました。

前回と同様に、それぞれが作った俳句を三句、短冊に無記名で書き、豆作先生に提出しました。

その後は全員の句を1枚の用紙にまとめたものをコピーして配り、自分が気に入った句を5句選び互選用紙に名前を書いて提出です。
今回豆作先生は句を選ぶのにかなり時間がかかって選んでいました。
それだけ皆さんの俳句がレベルアップしたということでしょうか・・・。

豆作先生より皆さんが選んだ句を発表し人気投票を行いました。
自分の句が選ばれるとその都度選ばれた本人が名前を言う決まりです。

最後に豆作先生から一句一句の講評をいただきました。
豆作先生が絶賛する名句から、少し変えると良くなる句まで様々な句があり、俳句の楽しさがどんどん解ってきたようです。

講座の様子はこちらをどうぞ ↓

次回の講座は2022年2月5日(土)です。

興味のある方は単発でも受講可能です。
随時受け付けてますので、お問合せ下さい。(0155-56-8600)