中札内村の施設&とかち帯広空港を見学してきました。

緊急事態宣言が解除初日となる6月21日(月)に
「大人の社会見学(中札内村・空港編)」を実施しました。
大人の社会見学は毎年6月頃と10月頃に行う恒例の企画で
毎回多くの方にお申込みを頂く人気の講座です。

密を避けるため、今年度は2回に分けて実施予定でしたが
緊急事態宣言発令に伴い、1回のみの実施となりました。

今回は屋外施設を中心に中札内村と
とかち帯広空港を巡りました。

最初に立ち寄った道の駅なかさつないで少し長めの休憩をとり
お土産を見たり、豆資料館を見学したり
緊張をほぐしながら移動の疲れを癒しました。

続いて訪れたのは六花の森です。
十勝に5か所ある北海道ガーデン街道の1つで、広大な敷地の中に
「十勝六花」をはじめとする山野草が植えられているだけでなく
六花亭にまつわる美術館や資料館も建てられています。
霧雨の降る中でしたがエゾカンゾウやハマナシの花々、
花柄包装紙館やサイロ歴史館を自由に見学しました。

その後、とかち帯広空港に向かい
休業中のカフェスペースをお借りして
空港レストラン「ハートフィールド」さんの
食事を頂きました。

午後からは今年3月に完全民営化されたとかち帯広空港の見学です。
運営会社である北海道エアポート株式会社帯広空港事業所の
有働友裕さんに案内していただきました。
一人ひとりにヘルメットと入場パスが渡され
航空機や化学消防車を見学させてもらいました。

普段は立ち入ることのないエリアで
給油中の日本航空ボーイング767にかなり近づいた場所で
航空整備士の坂口さんから説明を受けました。

翼の部分に3万ポンドの燃料を給油することや
航空ダイヤを守るため時間に厳しく整備していることなど
参加者の方からの質問にも答えながら
丁寧に解説していただきました。

航空機を前に記念撮影をした後は
離陸を全員でお見送りしてから
消防車の見学に移りました。

空港の警備と消防を担当する株式会社セノンの職員の方から
消防車や消火の仕組みについて説明していただきました。
帯広空港にはオーストラリア製2台とアメリカ製1台の消防車があり
毎分6000リットルの水を約80メートル先まで飛ばせるそうです。
参加者の質問に応じ、管制塔と連携して訓練を行っていることなど
日常業務についても解説してくださいました。

空港を後にして向かったのは今年4月にリニューアルオープンした
グランピングリゾートフェーリエンドルフです。
経営会社の株式会社そらCOO林佑太さんと広報担当志鎌周さんに
東京ドームのグラウンド25個分にもなる広さの敷地にある
テント、コテージ、菜園、ポニー小屋、鶏小屋を案内していただきました。

7月に東京赤坂のシェフが監修する冷薫工房がオープン予定ということで
冷薫したマヨネーズを試食させてもらいました。

空港での見学時間が少し延びてしまったため
JA中札内村農畜産物直売所での立寄り時間が短くなってしまいましたが
最終的に時間通りに帰って来ることができました。

今回訪れた施設では一部を紹介するだけでしたので
ぜひまた身近な人たちと訪ねて楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後に、ご協力いただきました関係各所の皆様に
この場をお借りして御礼申し上げます。

10月にもこの大人の社会見学を開催予定ですので
皆様からのお申込みをお待ちしています!