JA幕別町の施設を見学し、食に携わる人々の尽力に感服しました

6月21日(金)「みんなで学ぼう!町民カレッジ」の
第4回目の講座でJA幕別町の施設を見学しました。
JA幕別町の林さんと森さんに施設を案内していただき
後半は管理棟の会議室で森さんのお話を聴きました。

最初に見学した幕別町相川にある育苗センターでは
主にレタスなどの葉物野菜の苗を育てています。
林さんに案内していただきながら
レタスを播種(はしゅ)したものが発芽して
苗となっていく過程を見ることができました。

「苗半作」という言葉があるように
作物の生育では苗作りが重要な工程となりますが
育苗管理は揃えるものも多く手間がかかるそうです。
育苗センターができたことで
農家の皆さんは定植後の畑管理に集中でき
安定してレタス栽培が可能になったそうです。

その後バスでJA幕別町経済センターに移動して
翌日から動き出すという大根や人参の集出荷施設や
小麦の乾燥施設、馬鈴薯の貯蔵庫などを車窓から見学しました。
バスを降り、豆の貯蔵庫の中に入ると
そこには5メートルほどの高さに積まれた
小豆や大豆の袋が貯蔵されていました。
「はい積み」というやり方で整然と積まれている様子に驚き
昨年の地震でも崩れなかったという技術の高さに
皆さん脱帽したようでした。

管理棟の会議室では、農家さんの仕事や生活のお手伝いを通じて
地域の人々と「助け合うこと」が
JAの仕事・役割だというお話と
食卓と農業が離れつつある現代において
値段だけではない食べ物の価値を
次の世代に伝えていってほしい、という
森さんの想いもお聴きしました。

まだまだお話を聴きたいところでしたが
時間が来てしまったので
経済センターを後にしました。

次回は、7月5日(金)午前10時から
帯広保健所の倉重さんにお越しいただき
食中毒予防についてのお話を伺う予定です。

次回からのご参加も大歓迎です。
お申込み・お問合せは下記までどうぞ!

幕別町百年記念ホール
TEL 0155-56-8600