フランス革命とナポレオンが遺したもの

7月9日(月)「翻訳家が語るフランスのいま・むかし」講座第2回目が終了しました。

今回はナポレオンが描かれた絵画を見ながら、彼の事績を改めて学び
「フランス革命」を軸に当時から現代にいたる流れを
様々な角度から解説していただきました。

フランスという国が成り立ってきた経緯から
民族的にも言語的にも不安定な要素を含んでいるという考察や
18世紀後半から20世紀前半までずっと戦争の不安を抱えていた
というフランスの置かれた状況を知ることができました。

同時代を生きたベートーヴェンの交響曲第3番の話から
最後には大まかながらもマルクスの『資本論』の説明もあり
非常に充実した内容と展開される話題の勢いに
受講者の皆さんもぐっと惹きこまれた様子でした。

次回は、一週あけて7月23日(月)午後7時から
「アルベール・カミュの話」と題してお話しいただきます。

途中からでもご参加いただけます。
気になる回だけの参加もOKです。
お申込みは百年記念ホールまでどうぞ!

TEL 0155-56-8600